マンションの経年劣化に伴う大規模修繕などの改修工事は、建物の資産価値を保持・向上させるために行われ、一般的な規模のマンションであっても予算は数千万を超す工事規模になります。
計画全体を通して、建物や区分所有法に関する広範囲にわたる知識や、建築・設備に関する専門的な技術も必要とされるため、大規模修繕工事を担当されるマンション管理組合の役員の方々には大きな負担となっています。
マンションサポート福島では、計画段階から設計・施工方法の発注方法の検討、施工業者との契約から工事中の検査、さらに引渡し後の定期点検までの各段階で、管理組合員に対する説明や透明性の確保が大変重要であると考えています。大規模修繕の実施には、管理組合運営のソフト面と建物などのハード面までを専門知識と経験を持って取り組み、管理組合における十分な理解を築いた上で、費用対効果の高い改修工事を実施するサポートをいたします。
代表の鈴木は、一級建築士であり、また地方公共団体の技術職員として、多数のコンクリート建造物の設計・積算、契約管理・工事監理に関わり実績を残してきました。大規模修繕工事は、長期修繕計画・建物診断とともに、マンションサポート福島が最も得意とする分野であります。
建物診断のおすすめ
大規模修繕工事の計画中に建物診断を実施することをお奨めします。大規模修繕工事は、一般的には長期修繕計画などに基づいて工事対象箇所が選択され、計画的に実施されます。そのため、長期修繕計画が実際の建物の劣化進行の特徴を捉えたものでないと、費用対効果の低い工事を発注するリスクが生じてしまいます。
また、大規模修繕の実施を計画する際に、「建物全体の劣化状況はどうなのか。」「改修する部位の優先度は妥当な判断か。」という疑問が生じるのは自然なことであり、これらの疑問や不安を解消するための根拠として、建物診断報告書が求められます。 大規模修繕工事を円滑に遂行する為には、管理組合における合意形成が必要不可欠であるからです。
マンションサポート福島で作成した建物診断報告書のサンプルをご紹介いたします。
(長期修繕計画・建物診断のページに掲載しているものと同一です)